

南アルプス初冠雪
昨日までの雨が高山では雪だった。山廬も日中の気温が11度までにしかならず、一日冷たい雨が降り続いた。今朝、甲斐の山々は雲に覆われていたが、午前9時を過ぎるころから雲の切れ間から青空が見え始め、南アルプスにかかっていた雲もしたいに消えていった。そして9時半ごろ真っ白に雪化粧し...


赤松のみどり摘み
山廬にある赤松は樹齢400年の老松。初夏のみどり摘み、晩秋の松手入れ、初冬の雪吊と年間を通じて松の世話をしています。山廬のシンボルともいえる赤松の手入れは神経を使います。きまった庭師が、季節ごとに手を入れてくれます。新芽の伸び具合を見て作業を始めます。今年のみどり摘みはいつ...


春の雪と後山
昨日の雨が標高の高いところ、およそ千メートルほどのところから雪になったようだ。早朝快晴となった中を後山に登ってみると、南アルプスの前山は一本の筋をひいたように冠雪していた。山廬周辺はまだ桃の花が残っている。そして後山の山桜の大木も開花を始めた。父が好んだこの木は、一昨年の台...


桃の花
山廬周辺は桃畑が広がります。桃の花が満開。いつもより1週間早まっています。 〈写真 飯田秀實>


春の雪
朝方まで雨でしたが、午前10時前突然雪に変わりました。見る見るうちにあたりが白くなりました。 雪吊はまだ外してなかった山廬の松も雪化粧。後山も銀世界。満開の桜、例年より早く開花した桃の花にも冠雪。季節外れの天候に木々も驚いた様子。竹林からの鶯の囀りと合わせ幻想的な雰囲気に包...


山廬の春 ①
山廬の辛夷が開花しました。日一日と蕾が開いて、純白の花が壮観。山廬裏山の「後山(ござん)」の山茱萸も満開。地面に目をやると山芍薬が芽吹いていました。 〈2020.03.13 飯田秀實〉


早春の山廬
山廬で最も早く咲くのは、裏の池のほとりにある寒紅梅である。毎年一輪二輪正月に開花する八重の梅である。 二月に入ると蕾も膨らみ、 ぱつぱつと紅梅老樹花咲けり 蛇笏 こんな景色になる。 続いて藪椿が、深紅の花をつける。山廬の隣家の角に大きな藪椿の木がある。なかなかの枝ぶりだが...


令和最初の本格的雪
令和2年1月27日夜から本格的な雪となりました。山廬のある山梨県内には夕方大雪警報が発令されました。山廬当主は山廬の階段や石畳にシートを敷くなど大雪対策を施しました。夜半には一時雪もやみましたが、その後また細かい雪が降りはじめ、明け方まで降り続きました。しかし思ったより気温...


コゲラの子育て
4月中旬、孟宗竹の竹林で筍の収穫をしていると、どこからか木を叩く音がする。周囲に人の気配はない。耳を澄ませながら、音の方に近づいてみるがわからない。暫く周囲に注意を払っていると、何やら木のところで動いた。小鳥が木に留まっている。コゲラである。木の中にいる虫を取っているのかと...