今回で3回目を迎える「飯田蛇笏・飯田龍太文学碑 碑前祭を平成29年10月22日 日曜日 山梨県甲府市貢川の「山梨県立文学館」で開催します。
飯田蛇笏と飯田龍太の文学碑は山梨県立文学館や県立美術館のある「山梨県芸術の森公園」の敷地の中に建立されています、蛇笏文学碑には「芋の露連山影を正しうす」の句が、また飯田龍太文学碑には「水澄みて四方に関ある甲斐の國」の句が彫られています。
当日は歌人の藤岡武雄氏が「牧水懊悩の旅 ~俳諧堂での蛇笏と牧水」と題した講演会を予定しています。蛇笏の居宅「山廬」には今年3月、かつて山廬邸内にあった蔵「俳諧堂が復元されました。この蔵には明治43年9月早稲田大学で親交を深めた若山牧水が山廬を訪ねた際、滞在し、蛇笏と文学論を交わした場所です。藤岡氏はこの前後の牧水についてこれまでの研究をもとに講話されます。
午後は文学館内で参加者による碑前句会を開催します。