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俳諧堂で小学生が俳句教室

5月11日 山廬俳諧堂がある笛吹市境川町の笛吹市立境川小学校では小学校6年生を対象に俳諧堂で俳句教室を開きました。境川小学校は飯田蛇笏も飯田龍太も卒業した学校で、学校の正面玄関には龍太が贈った「どの子にも涼しく風の吹く日かな」のが句が掛けられており、日頃から俳句に親しんでいます。

この日は五月晴れ。新緑の中を児童は学校から歩いて山廬にやってきました。1組と2組の児童はそれぞれ21人。クラスごとに別れ、初めに2組が先に俳諧堂に入り、俳句教室。飯田秀實理事長が山盧や俳諧堂について説明しました。日頃から俳句を勉強しているだけあり、飯田蛇笏、龍太の代表句を暗唱できます。

さっそく俳句教室に移り、夏の俳句づくりについて学びました。講師の俳人で山廬文化振興会の雨宮髙文理事から夏の季語について教えてもらいました。そしてその場で児童たちは俳句を作り、1句ずつ清記して雨宮理事に講評してもらいました。

この間1組の児童は山廬の主屋などを見学しました。山廬文化振興会の運営委員が児童たちに書斎や、土間を案内しました。

全員が1句づつ作りましたが、境川小学校ではこの日俳句を学校の廊下に張り出してみんなで鑑賞するそうです。

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