南アルプス冬山となる

昨日までの冷たい雨は甲府盆地周辺の高山では雪となった。すでに初冠雪した白根三山や甲斐駒ヶ岳は2500m付近まで新雪に覆われた。圧巻は鳳凰三山である。新雪に朝日があたり神々しい姿となった。八ヶ岳もそれぞれ雪を纏った。奥秩父の霊峰金峰山、秩父方面の繋がる雁坂嶺も白く輝いている。

山廬後山はたっぷりと霜が降り、空気の澄んだ清々しい朝である。南アルプスの高峰は暫くして雲に隠れてしまった。朝方の一瞬の一コマとなった。                 撮影:2021.10.26 午前7時 飯田秀實


朝露を踏んで後山に登る。南アルプスを望む。


目を転じ八ヶ岳から奥秩父の連山に目を移す。後山の撮影ポイントは日の出前。



秩父に抜ける雁坂嶺。山腹を雁坂トンネルが貫き秩父に往来できる。

奥秩父連峰の霊峰「金峰山」(2599m)から「朝日岳」(2579m)。中央やや右の鞍部が長野県川上村に通じる大弛峠(オオタルミ)さらに「奥千丈岳」(2410m)。


雲海の上に新雪を纏った八ヶ岳が連なる。


スイスアルプスのマッターホルンのような「甲斐駒ヶ岳」。新雪の後の岩肌は一層厳しさが引き立つ。


今朝の圧巻は新雪が朝日に輝く「鳳凰三山」。息をのむ美しさだ。雲海と新雪さらには背景の青空、こうした景色は晩秋から初冬にかけ運よく見ることができる。10月末としては大変珍しく、貴重な1枚となった。


この日の「白根三山」は山頂付近が雲で覆われ、全容を見せることはなく、しばらくして雲に覆われてしまった。

手前の鉄塔群は笛吹市境川町の「坊ヶ峯」。山梨県内の放送局のテレビ塔のほか通信会社などの無線塔が建つ。